社労士(社会保険労務士)

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選択式問題の勉強についてのアドバイス

選択式問題集は、数をこなしてナンボです。条文の穴埋めですから、
時間が許す限り、できる限り多くの問題にあたることが必要です。

他にも色々書いておりますが、
これが少しでも今後の勉強に役立てられたら幸いです。
問題集については択一式の勉強と同じく、「この1冊」と決めたら、
それをひたすら練習してください。
完全に消化できたな間違えなくなったなと思ったら、
新しい問題集に移られてもいいでしょう。

選択式問題は私なりに次の3つに区別しています。
① 年金の支給要件などの条文の選択式
→ 択一式をやっていたら、制度の考え方が身につくので、
丸暗記していなくても、考え方から導いて解ける問題

② 目的条文・健康保険の財源・公的年金の財源の条文
・国民年金基金・厚生年金基金
→ 暗記が必要なもの(今年の社労士試験でいえば、国民年金の問題)
選択式問題集をこなせば対応できるもの

③ 問題の文脈から読み取って選択肢を選ぶ問題
→ 今年の社労士試験で言えば、労災保険、健康保険のようなパターンの問題。
今、新聞やお役所のパンフレットに出ていて話題になるキーワードに
親しんでいるかどうかが試されているような問題です。一番厄介なパターンです。

これをクリアするために必要だと思うことを3つあげておきます。

(1)条文でよく使われる言葉にある程度慣れていないといけません。
例えば、今年の厚生年金保険の問題で、支給決定のときに出てくる「裁定」や、
あるいは、労災保険の問題では、
業務と疾病との間に「相当因果関係」がなければならない。などです。
問題に出てくる内容から出てきそうな法律用語が出てくれば、
全然見たこともないような文章が出てきても、
「おそらくこれだな」という予測が立ち問題が解けるケースがあります。
こうなるためには、
ある程度選択式問題をこなして、パターンに慣れてもらう必要があります。

(2)目新しい制度(改正事項)で受験校の講師がしきりに強調している言葉であるとか、
新しく出てきた制度は、少なくとも全体像は把握しておくことが必要です。
今年の労災の問題では、身体的な負傷疾病はもちろん、
精神的(心理的)負担だとか、メンタルヘルス(心の健康)といった言葉がしきりに言われております。
これは労災保険だけではなく、労働安全衛生法でも取り上げられています。
このようなものが連想できないとクリアできない問題もあります。

(3)その問題が何の制度についてきいているのか?文脈を良くつかむことが必要です。
今年の健康保険の問題は、
問題文全体が何のことについて聴いているのかをよく読まないと正解できません。
どれができれば文中の空欄に何が入りそうかが、
全然見たことのないものでも、答えられる場合があるのです。
その最たる例がこの問題の空欄BとDです。
問題は、健康保険組合とその集合体である健康保険組合連合会についての問題です。
この問題のテーマは、健康保険の保険者です。
空欄Bのところは保険料率の決定は通常は「厚生労働大臣」というものを入れます。
次の空欄Dですが、Dの前にこんな文章があります。
「・・・厚生労働大臣の定める範囲内で」以上から、文章の構成からして、
Dには厚生労働大臣は当てはまらないといった感じになります。
もう、ほとんど国語のような問題です。
保険料率の決定は、
国(厚生労働大臣)か保険者という大まかな流れから正解を導かなければならない場合もあります。

※ 現実には、選択式予想問題集だけでは、
③の問題の文脈から読み取って選択肢を選ぶ問題のパターンに
なかなかお目にかかれない場合があります。
各種専門学校の実施する模擬試験の選択式問題などを
情報源として集められるのも、1つの手段だと思います。
毎年、厚生労働白書対策の選択式問題が用意されていますので。 有効だと思います。

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